佐賀市 K様邸 気密測定 C値0.09
こんにちは、アップルの野田です。
先日佐賀市のK様邸で、気密測定を行いました。
今回も、弊社標準の基礎断熱・第一種換気を採用。
Ua値0.39の平屋です。
今回は、どんな数値が出るでしょうか。
気になる結果は……
測定結果は、驚異のC値0.09という結果になりました。0.9ではありません。
0.09です・・・。
測定時に機械は、小数第2位を四捨五入して表示されますので、機械とレシートには0.1と表示されますが、
正確なC値は(総相当隙間面積)10㎠÷(建物外皮の実質延べ床面積)110.96㎡=C値0.09・・・
超スーパーウルトラ高気密です。
この結果には、気密施工を行っている社長も大満足でした。
今回は縁あって、いつもと違う気密測定士の方に気密測定をお願いしました。
気密測定を5年やっているそうですが、今回のK様邸の気密測定が5年間で最高の数値だったと驚いておられました。
また、すごい現場に立ち会えたとお褒めの言葉もいただきました。
K様邸の気密測定では、毎回のことながらエラーが連発しました。
弊社の住宅のように、C値が0.0台、0.1台ともなると気密測定時にエラーがよくでます。
また、気密測定屋さんが測定中に毎回言われる言葉として、凄いな・・・これは出るね・・・
ほんと凄いですね・・・なかなかないですよ・・・等の言葉が出る時は私たちもいい結果が
出るなと確信しております。
気密測定では、減圧法という住宅内の空気を外に吐き出して減圧する方法で測定するのですが、
気密が良すぎると住宅内の吐き出す空気が少ないため、機械が測定不可(エラー)になります。
K様邸では、エラー続きで測定できなかったので(毎回の事)、吐き出す空気を増やすためにわざと穴を4つ開けて測定しました。
すると、さすがに穴を開けたのでエラーが出ずに測定できました。
結果は、穴をわざと開けたので総相当隙間面積が13㎠に増えました。1㎠真四角を4つ開けたので
13㎠-4㎠=9㎠ (総相当隙間面積)9㎠÷(建物外皮の実質延べ床面積)110.96㎡
C値0.08という結果でした。
ただし、これははあくまで計算した結果で測定結果のレシートには反映されません。
お客様にC値0.08でしたと言っても、証拠がないと説得力にかけます。
なので、穴を開けた所をもう一回テープで塞いで再度チャレンジ!
なんとかエラーが出ずに、穴をふさいで測定した結果がC値0.09でした。
2024年の今年はC値0.1を2回も切った現場があります。
個人的にはC値は0.5切れば、そこまで変わらないと思っています。
ただ、気密工事した所も20年、30年と経てば必ず劣化していきますので
出来るだけC値は0に近い方が良いと私は考えて、気密工事を行っていますので
なぜ当社がC値を大事にしているかは下記を参考にしてください。
Ua値というものは、断熱性能を表す数字になります。
Ua値が0.46の住宅があるとすると、それは隙間がないC値0.0の話で
あって、C値が仮に2.0の場合実際のUa値は0.56になります。
6地域の佐賀県だと、HEAT20のG2が0.46なので、0.56になると
G2からG1(0.56)に断熱性能が下がってしまうという事です。
Ua値は机上の計算です。使う断熱材の厚みや種類、窓の種類
などをパソコンに入れていけばUa値は数値がでます。
なので、C値の違いによって実際の断熱性能、実質Ua値は変わってきます。
気密性能(C値)を無視した断熱性能(Ua値)は意味がありません。
上記の理由がC値を大事にしている訳です・・・。
次は、10月頃に気密測定を行います。
佐賀市の高気密・高断熱住宅はアップルホームへ。
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